アートようなトップライトの写真セレクトは難しい~光と影の万華鏡的世界
安藤忠雄の建築写真のフォトのセレクトで困るのが、とにかく角度や位置を少しずらしただけで、また、時間の違いによる影によっても、その光景、表情がどんどん変わることです。
この位置が、一番のインスタ映えする撮影スポット、というのが多すぎて、どれを選べばよいかに迷ってしまう、というのがまさに、この絶妙な直線と曲線で構成された空間の造形の特徴でしょう。
そういう訳で、この場所の写真セレクトも難しいですが、上の写真のように、トップライトの窓枠の影が絶妙に壁に投影された写真と、宇宙船の中に迷い込んだかのような下の縦位置の写真を選んでみました。壁の3本のスリットがあるのもアクセントとなっており、お気に入りの1枚です。